最近よく耳にする「アンチエイジング」という言葉を聞いて、みなさんはどんなことを連想しますか?
美容、化粧品、ダイエット、サプリメント、若返り、不老不死など人によって持っているイメージは様々だと思われます。
巷では「アンチエイジング」花盛りで、一種の流行のようになっていますが、主に美容業界で用いられることが多いため、「見た目の若返り」など極めて狭いイメージで捉えられていることが多いようです。
「アンチエイジング」は日本語訳すれば、「アンチ=抗する」「エイジング=加齢、老化」ですから「抗加齢」ということになります。老化は体の表面だけでなく内部にもおこってくるものですから、「アンチエイジング」の対象は全身であるべきなのです。
もともと「アンチエイジング医学」は、人々がいつまでも生き生きと健康長寿を全うできるよう確立された究極の予防医学で、健康長寿を妨げる因子をひとつひとつ排除していくことを目的としたものです。今まで「アンチエイジング」とは無縁と思っていた方も、健康長寿のためと考えれば無縁とは言えないでしょう?
美容に偏ることのない本当の意味でのアンチエイジングを学び、実践することができれば、必ず生き生きとした豊かな人生を手に入れることができるはずです。
カテゴリ:アンチ・エイジングのこと 2007.02