健康で美しい肌は、約28日の周期で生まれ変わっています。紫外線やストレス、老化などの影響で肌本来の周期(ターンオーバー)が乱れると、古い角質がお肌の表面に徐々に厚く蓄積されて、角質が部分的に厚くなったり、毛穴をつまらせたり、ニキビやくすみなど様々なトラブルの原因になります。
ケミカルピーリングでは、古い角質を取り除き、新しい柔らかい角質細胞を形成することによって美しい肌を生み出します。
イオン導入とはイオントフォレーシスともいい、皮膚に微弱な電流を流すことで、水溶性の薬物を皮膚内に効果的に導入する方法です。
当院では下記の成分でイオン導入を行っています。
プラセンタには、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸、皮膚細胞を若返らせるグロースファクターなどの成分がふんだんに含まれています。
これらの有効成分が肌に働きかけ、しみ、そばかす、しわ、たるみを改善、予防します。
当院ではすでに肝斑を有する方を中心に
を持つトラネキサム酸(トランサミン)の内服治療薬を処方しておりますが、より大きな効果が期待できるトラネキサム酸イオン導入を開始いたしました。肝斑の原因となるお肌のバリア機能の破綻、そこで起こる炎症・色素沈着の原因となるメラニン合成を直接抑えることで、肝斑を改善します(肝斑に対する臨床試験実施済み)。
ビタミンCイオン導入と併用するとより効果的です。
治療上のリスクや副作用について |
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施術後に軽い赤み、ヒリヒリ感、引きつる感じが出現することがありますが、数日で自然消退します。 |
施術後、赤みやほてり感が2~3時間、長い方で1日持続します。
ピーリング後の肌は角質が薄くなっているためダメージを受けやすくなっています。パックやスクラブなどの化粧品はお使いにならないでください。 また、水分を保つ力が弱くなって乾燥しやすくなっています。化粧水・乳液・クリームなどでうるおいを与え、乾燥から肌を守ってください。 加えて、紫外線から肌を守る力も大変弱くなっていますので、日焼けによる炎症が起こりやすくなります。施術直後より日光を避け、日焼け止めを必ず使いましょう
入浴、サウナは避けてください。
かさつき感、乾燥感があります。また、にきびは1週間ぐらい悪化したように見えますが、皮膚貯留物の排出過程で起こる変化なので心配はありません。 部分的に薬液が皮膚の深くまで浸透しかさぶたを形成することがありますが、こすったり、無理にはがしたりせずに自然に脱落するのをお待ちください。
パック、垢すり、プール、温泉などは中止してください。